令和4年9月4日(日)「アイヌの自然観 ~植物編~」を開催しました!(温根内VC)

今回は、アイヌ民族が利用した植物を観察しながら、知恵を学ぶ会を開催しました。

 

まず、マムシグサ(ラウラウ)の実を観察しました。マムシグサは、有毒植物として知られているものの、アイヌの人々は赤く熟したこの実を下痢止めに使ったり、秋に塊茎を掘り出してうまく有毒部分を取り除いて食べたりしたことを解説いただきました。

 

右岸堤防沿いの水辺ではヒシ(ペカンペ)が見られ、掬い上げてみると、根元には特徴的な形の実をつけていました。アイヌの人々は、冬でも塘路湖に穴を開けて底に沈んだヒシの実を採取し、重要な食糧源としていた話をしていただきました。

 

様々な植物を利用しているアイヌの深い知恵に、参加者のみなさんの興味は尽きない様子でした✨

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!