この日は、厳しい冬に向けて植物たちがどのような準備をしているかにスポットを当てる観察会を行いました。
ヨシやガマの穂は風に乗せて種子を運び、ツルウメモドキは赤く目立たせた実を付け、鳥などの生物に食べて運んでもらい分布を拡大しています。
また、湿原の水面にはタヌキモの葉が浮かんでおり、すくい上げてみると、先には殖芽と呼ばれる越冬するための芽を作り出していました。
枯れて茶色に染まった湿原も、よく見ると様々な植物の息吹が聞こえてくるような観察会となりました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました✨