令和5年6月10日(土) 「新緑の湿原 野鳥観察会」を開催しました!(塘路EMC)

この日、新緑のシラルトロ湖畔で野鳥観察会を実施いたしました。

最初に参加者全員に目を閉じて貰い、何種類の野鳥の声が聴こえたかを各々に聞き取ったところ、2種類の人もいれば、5種類以上の声を聴き分けた人もいました。

蝶の森へ入るとエゾアカゲラが子育てに奮闘中のようで、巣穴がどこにあるのかは分からないが警戒鳴きを受け、みなさんとその場から離れることとしました。

カッコウやツツドリの声を聴きながら托卵(別な小鳥の巣に卵を産みつけ、ヒナが孵ると本物の卵を落として自分だけが餌を貰えるようにしてしまうことなど)の話を聴いたり、最近、釧路湿原では減少傾向にあるというコヨシキリの囀りに耳を傾けたり、その姿を図鑑やチェックリストで追っていきました。この日、21種類の野鳥を確認することができました。

この観察日は、実はラムサール条約締結国会議が釧路で行われた30年前と同日付であり、その偶然を皆で祝いました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました🌟