道東の植物に詳しい高嶋氏に引率していただき、今回は「オス・メスの位置関係」を一つのテーマとして歩いていきました。
ハンノキ林の水辺で目立ったのはヒメカイウ。同科のミズバショウとすごく似ているのですが、開花時期や実になった時の色の違いのほか、雄しべ・雌しべの位置がまったく違うことを教えていただきました。
ヨシ・スゲ湿原ではいろいろなスゲの花や実が見られ、雄花部と雌花部の位置関係が種ごとに違うこともよくわかりました。
さらに湿原を進んでいくと早くもカキツバタが開花していました。淡い紫を堪能するとともに、他のアヤメ科の花との違いについても教えていただきました。
ミズゴケ湿原では見頃を迎えたワタスゲやカラフトイソツツジなどを観察。奥に見える宮島・キラコタン岬や、そこでちょうど今から100年前にタンチョウが再発見されたこともお話しされ、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました☆