初夏の展望台散策会を行いました!
例年であれば、見頃を迎えるバイケイソウやマイヅルソウの花はほとんど咲いていませんでしたが、初夏を代表する野鳥である、センダイムシクイやエゾムシクイの声を解説しながら展望台周辺を登りました。
サルボチャシコツでは、14世紀頃に砦(高見台)がどのような目的で使われていたのかなどを解説し、参加者の皆さんと当時の情景を想像しました。
サルルン展望台では、子育てをするアカエリカイツブリを観察する予定でしたが、今年は繁殖が遅れていたため、抱卵の様子や巣作りの様子を観察することができました。
アカエリカイツブリの巣材として使われるヒルムシロ類や、絶滅危惧Ⅱ類のネムロコウホネの花を観察し、サルルントーの生態系についても解説ました。
下山途中では、笹についた蛾の卵を観察し、今年の毛虫の多さや現れた野鳥について解説しました。
今回の散策では14種類もの野鳥を確認することができました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!


