
大地、植物、動物、鳥。
湿原を取り巻くすべてのものに意味がある。
温根内ビジターセンターの藤原氏が講師となり、普段あまり気にかけないものにも焦点を当てて、かたちの意味するところを考えながら散策するイベントを行いました。
湿原の地形を語る時に欠かせない「やちまなこ」。
ここに見える低層湿原は一見陸地のようで、実は湖面を植物が覆っているような状態に近いことを学びました。
右岸堤防にむかって歩き出すと、上空でオオワシがお出迎え。
南方に見える階段状の地形は典型的な段丘地形で、釧路市街にもこの地形がよく残っていることを講師が説明すると、釧路在住の参加者はとても興味を示していました。
1970年代にはなかった、堤防下部にできた水たまりにはちょっとしたアイスバブルができており、じっくり眺めてアイスバブルができる仕組みについて知りました。
最後には雪面に残るタンチョウの足跡も確認でき、体の大きさや脚の形を想像しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。



