アイヌの人々が利用した植物を観察して歩く恒例イベントを開催しました!
この日はあいにく小雨が降っていたため、急遽館内で講師の奥田氏から、スライドショーを使ってお話いただきました。
用意した写真に加え、魔除けに使われたイケマの根などの実物も参加者に見てもらいつつ、
この近辺に生育する植物を、どのようにアイヌの人々が利用してきたかを教えていただきました!
特に、毒を持つコウライテンナンショウの塊茎は、毒の部分をうまくくり抜くと大変美味しいというお話に、
参加者は興味を引いていたようでした。
その後ビジターセンターの周囲を散策し、少し赤くなったチョウセンゴミシの実や、利尿剤に使われたというツリフネソウなどを観察し、周りに見えるほとんどの植物をアイヌの人たちは何らかの用途に使っていることがわかりました!
今回のイベントには16名の方にご参加いただき、アイヌの人々の知恵とその奥深さに思いをはせるイベントとなりました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



