コッタロ湿原は、釧路湿原の中でも太古の自然をほうふつとさせる景観が残る、国立公園の特別保護地区に指定されている地域です。
コッタロ湿原を望むコッタロ湿原展望台からは、ヨシ・スゲ湿原の広がりや蛇行するコッタロ川と無数の小さな沼が散在する様子をみることができます。
湿原内の小さな沼にはミツガシワの群落が見られ、タンチョウやアオサギなどの野鳥が観察できます。
また、氷河期の遺存種といわれるイイジマルリボシヤンマなどの希少なトンボ類を観察することができます。これらの多くは、標茶町の昆虫研究家である飯島一雄氏により発見されました。
※コッタロ湿原展望台付近の道路は、砂利道で道幅が狭いので、自動車などで通行する場合はスピードを落としましょう。