スノーシューを履いて、普段は立ち入れないビジターセンター裏の丘を登り、春を待つ植物を観察し、湿原を違った視点で見直すスノーシューハイクを行いました。
裏手の森から散策を開始すると、エゾシカの足跡や食痕が随所に見つかり、このあたりを徘徊していることがよく分かりました。
稜線付近まで到達すると、ヤマウルシやキタコブシといった湿原域ではあまり目にしない樹木が見られ、環境の違いが感じられたほか、湿原を見渡せる丘では、雪の積もり方で植生が異なるのがよくわかりました。
さらに運の良いことに、湿原を飛び立つタンチョウのつがいを遠目に見ることができました。天気も清々しく、気持ちのよい汗をかきながら、過ぎ去りつつある冬を耐えしのぶ生き物たちの姿を垣間見ることができたイベントとなりました!