令和6年5月25日(日)「新緑の森林ウォーク」を開催しました!(塘路湖EMC)

 初夏の二本松周辺で芽吹いた樹木を観察しながら植物の生存戦略を学び、黄緑に包まれた森を散策しました。
 講師の森林インストラクターの方から、木と草の違いや森林と林の違い、形成層といった基礎知識の説明を受け、実際の樹木を見ながら葉の生え方や葉裂の数、蜜線の有無、葉の匂いなどで樹種の同定ができることを学びました。

 サワシバの実やミズナラの雄花、イヌエンジュの新芽などを確認。ミズナラの生命力の説明やミヤマザクラとエゾヤマザクラの違い、新芽が食用になるタラノキとハリギリの棘の違いなどの説明も受けました。

 戦略の一つとして実を哺乳類や鳥類に食べさせることにより分布拡大を図るという説明を受け、キツネの糞にサクラの実が入っていることもあると知り参加者はたいへん驚いていました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。