9月23日(土)釧路湿原こどもレンジャー セカンドミッション「ラムサール条約釧路会議30周年記念 子どもバスツアー」を開催しました!!

9月23日(土)8名のこどもレンジャーがイベントに参加してくれました✨
 普段は釧路湿原をフィールドに活動するレンジャーですが、今回は博物館主催の記念イベントに参加し、バスで約1時間半揺られて霧多布湿原まで行き、博物館の学芸員や九州大学の先生から解説をしていただき、そこにすむいきものや湿原の仕組みを学びました。

① 博物館から霧多布湿原について解説(琵琶瀬展望台)

霧多布湿原は面積が3,168ha。南北に約4km、東西に約9kmに広がる、日本で4番目に大きい湿原です。細長い池や沼がたくさんあり、夏には色とりどりの花々が一面に咲き乱れ、「花の湿原」と呼ばれています。

② いきもの観察(霧多布岬)

次に霧多布岬まで移動して、いま話題の野生のラッコを探しに行きました!博物館から双眼鏡の使い方を教えてもらってから、参加者全員でラッコの捜索を開始すると、1頭のラッコを見つけることができました✨2頭目を見つけたと思ったら...ゼニガタアザラシでした!博物館からラッコとアザラシの海面からの顔の出し方の違いを教わりました。他にもシノリガモなど、海鳥も見つけることができました。(ブイの横にいる黒っぽいモノがラッコだと思います)

③ やちぼうず木道見学、水質調査実験(霧多布湿原センター)

次に、霧多布湿原センターに移動してみんなで昼食を取った後、やちぼうず木道を見学しました。木道を散策している途中で霧多布湿原の水を採取し、その後、九州大学の先生から水質について解説いただき、霧多布の水とその他いろいろな水の違いを実験しました。
水質は試験紙を用いて調べ、その試験紙を実験する水に付けた後の色の変化を観察することで、水質の違いを比べることができます。見た目では違いがわかりませんが、試験紙を付けることにより、採取する場所によって、水の硬度やpH等が全く違うことがわかりました。参加していただいた方の中には、「飲んで味の違いも感じてみたい」と言ってくれる子もいて、楽しく学んでくれました⭐

霧多布湿原をバックにみんなで記念撮影📷
参加いただいたみなさん、ありがとうございました🌟