
塘路湖は海跡湖であり、かつて周辺にはアイヌの集落が多くありました。そこで、アイヌ紋様をチェーンステッチという技法で紡ぐ刺繍講座を開催しました。
まず、アイヌ民族の慣習文化の1つとして、アイヌの紋様について解説を聞きました。
そのあと初心者の方は刺繍に慣れるために、先ず練習用の生地でチェーンステッチを習得。慣れてきたところで、今度はアイヌの紋様を「一筆書き」に近い要領で形づくっていくのですが、縫い始めや糸替えの接続部分が難しく、また、均一なチェーンが続けられるかが課題となって、なかなか進みません。
参加者の方たちは、分からない部分を講師に質問しながら、真剣に作業を進めていました。完成までたどり着いた方は少数でしたが、未完成の方も、帰宅後に完成できるよう、講師と課題を整理し、必要な材料と合わせて持ち帰ることができました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!


