悪天候でも開催できることを目的とした座学メインの本イベント。
あいにく、当日は雨模様となりましたが、まずは無事開催できたことを皆で喜び合いました。
まずはレクチャールームで、湿原で観察できる植物等について解説しました。 季節ごとの見どころ、注目したい種、おすすめの歩き方など解説は多岐にわたり、あっという間に時間は過ぎていきました。
特に参加者の興味を引いていたのは、近年急激に数を減らし確認できなくなってきたクロバナロウゲや、逆になぜかよく見られるようになってきたヤナギタウコギ等の話題で、湿原の不思議な性質も垣間見えてきたことに参加者の興味は尽きませんでした。


解説が終わり、雨が小降りになった頃合いをみて通常のガイドコースでは案内をしない右岸堤防道路まで歩き、増えてきたミズバショウの群落や絶滅危惧種のウラホロイチゲなどを観察しました。
参加者は早春の湿原を堪能し、多くの感動のうちにイベントは終了しました。


写真(左:ミズバショウ 右:ウラホロイチゲ)