森と樹木のスペシャリストである大山講師の案内で、温根内周辺の樹木を中心に観察しました!
講師による、樹種によって葉の付き方、毛の有無などが異なるということや、鶴居軌道跡にあるモミジの仲間も、葉の縁の鋸歯と呼ばれるギザギザの形で樹種が分かれるという解説に、参加者は驚いていました。
また、一度樹木が大きく生長すると、地面の光が奪われてしまうため、何とかして種子を遠くへ飛ばしたい樹木が、どのように工夫し子孫を残すのかについても解説していただきました。
カラコギカエデは既に枝先に実ができており、翼(よく)という構造を使って滞空時間を長くして遠くへ飛ぶことで、分布域を拡大するという工夫や、若い実をつけたオニグルミが、野生動物の貯食行動を利用し、動物に運んでもらうことで分布拡大を図るという様々な植物の工夫を知ることができるイベントとなりました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



