フィトンチッドの森にて、野生生物の「擬態」をテーマとした観察会を開催しました。
最初に、釧路湿原の哺乳類について解説頂きました。
沢山いるはずの哺乳動物ですが、何故なかなか姿を見かけないのか、釧路湿原と山間部で生息する動物にどのような違いがあるのか、また、ロードキルが多い地域と少ない地域でどのような違いがあるのかなどについて学びました。
後半は塘路湖畔歩道から、フィトンチッドの森において、講師が予め隠しておいた動物の毛皮やぬいぐるみ、昆虫の擬態標本を探しました。
講師が、1年半かけて集めたロードキルの個体から作成した毛皮を見ながら、夏毛と冬毛で毛の質や色、触り心地の違いがあること、特徴や毛の模様によるカムフラージュなどについて解説をして頂きました。
昆虫の擬態標本は、正解者が出ないくらいその環境に溶け込んでおり、参加者は写真を撮ったり疑問点を質問したりして、楽しい観察会となりました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!


