今回は雪解けが進んだ早春の湿原を楽しむ散策会を行いました。
木道を歩き始めると、早速水面に浮いている緑色の物体を発見!
ワサビのようにも見えましたが、これはドクゼリの根茎で、誤食した例もある猛毒の植物でした。根茎の中は中空になっており、水面に浮かびながら冬を越し、芽吹きの時期を待っていました。
ハンノキの枝先にはいくつも垂れ下がった雄花が裂開しており、花粉を散らしていました。
散策会の最後に、鶴居村遺跡における春の芽吹きの代名詞ともいえるフキノトウを徹底的に観察して散策を終えました。
いつもならエゾアカガエルの合唱が響き渡るところ、今回は残念ながらわずかに遠くから聞こえただけでしたが、参加者のみなさまは十分に春を感じてもらえたご様子でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました☆